名刺にWEBへの窓口をつける
アナログからデジタルへ
共感名刺を思いついた岡山事件
人は、知らない人からは買わない、知ってる人から買う。
共感名刺とは、「名刺と営業マン自身のホームページを連携させる」ことで、顧客との共通点を探しやすくし、関係を深めるツールのことをいいます。
顧客が名刺から導かれたホームページで営業マンのプロフィールや価値観を知ることで、初対面の壁を下げる効果があります。まるで奇跡のように顧客と共感しあう一瞬が訪れ、成果に結びつきます。
共感名刺を思いついたきっかけは、岡山県での経験でした。倉敷の大きな会社に何度訪問しても担当の役員が冷たくて話になりません。訪問するたびに気持ちが落ち込むほどでした。ところが、ある日、私が彼と同じ宮城県出身、高校も同じということを知ると、彼は、人が違ったように親切になったのです。人は、自分との共通点があれば相手を親しく思うのです。
この経験から、営業の第一歩として相手との共通点探しが重要だと気づいたのです。「共感名刺」を活用し顧客との接点を増やし、相手と「共通点を見つけ、信頼関係を築く」ことこそが営業のキモであり、これからの営業スタイルに求められることなのです。
名刺にWEBへの窓口をつける
これまでの名刺にQRコードシールを張り付けるだけで、共感名刺に変身します。
短い商談時間では伝えきれない情報を補完し、相手側が自発的に営業マンとの共通点を見つけてくれる仕組みを作ります。
個人用ホームページで情報量巨大化
アナログ名刺の情報量は少ない 。共感名刺に切り替えることで、動画でさえも見てもらえるようになるので、提案さえ、デジタルで可能になるのです。
これまでの名刺と役割が変わる
従来の名刺は情報量が限られており、会社名、所属、名前、連絡先の役割しか持ってなかった。そのため、顧客は、連絡のためだけに名刺を保管しているというだけでした。
名刺交換のスタイルが変わります
共感名刺を使った場合、名刺交換の時のスタイルが変わります。名刺交換の後、共感名刺のことを相手に話し、QRを読み込んでもらいます。このひと手間で、営業マンのプロフィールを相手に簡単に伝えることができます。
短い商談の中で、相手との共通点を探すことは、ベテランでもなかなかできるものではありません。ましてや新人営業マンには、製品の提案や見積もりはできても、相手の個人プロフィールを聞き出し自分との共通点を探すというような雑談は難儀な技なのです。
しかし、この共感名刺の使った場面では、相手側が自ら営業マンとの共通点を探してくれるという「新たな名刺交換」になるのです。
特に知名度の低い企業や個人にとって、共感名刺は信頼を高める重要なツールです。営業マンの人柄や個性を知ることで、顧客は商品やサービスに対する安心感を持つようになります。
名前も知られていない会社、ましてや、営業マンの信用力は思うほど高くないのです。
売上アップ確実な顧客リストをデジタル管理へ
多くの企業は、名刺を社内で管理し折衝記録を残そうと努力しています。しかし、まだ営業マンの個人管理だったり、折衝記録が手書きだったりとアナログ的な手法をとっている企業も多いようです。
これまでの名刺、折衝記録は、相手先と営業マンとの関係性や相手先の個人プロフィールが記録されておらず、実用的ではありません。
●●データバンクなどから手に入れる情報や名刺の情報は、営業マンが利用しようにも、あまり役にたたない情報だったのです。
相手のプロフィールをデジタルで蓄積していくことで、将来的な顧客リストとして活用できるようになります。
特に、不動産業などの継続的な接触が求められる業界では、この仕組みが大きな売上増加につながります。
共感名刺の機能
①自己紹介機能
営業マン個人のプロフィールを自由に紹介できる
②連絡先交換機能
一方通行ではなく、相手からの問い合わせができる機能
アンケート形式の簡単な問い合わせを受ける機能
③連絡先のデジタル化
転勤時などに、相手側に転任、新任挨拶をできる機能
④メール機能
問い合わせメールを、本人、管理者、指定者の3名まで送信できる機能